真冬に外壁塗装は大丈夫?

温度が5℃を下回ると、極端に乾燥しにくく、きちんと乾燥できたとしても、塗装が剥がれやすくなりますので、どの塗料メーカーも5℃以下での作業は推奨していません。
塗装作業をする時間に気温が5℃を超えていても、夜間は0℃やそれ以下に下がった場合は要注意です。
外壁はほとんどの場合に作業用に設置した足場やシートによって日陰になり、表面の温度が冷えたまま、作業に適した温度に達してい可能性があります。
また、塗料が低温の状況では塗料が硬くなり伸びが悪く、低温下では塗料にシンナーや水などの希釈剤を追加して使用することになり、通常より塗装が薄く、防水性や耐久性が低下する可能性もあります。
さらに、建物が結露してる可能性がある朝は塗装作業ができません。
一方で、夕方遅い時間に塗装した塗料がしっかりと乾燥せずに日没を迎えると、夜の間に凍結し、塗装が剥がれたり、ツヤが悪くなってしまったりと、仕上がりにかなり重大な影響を及ぼします。
そのため、作業時間は午前110時ごろから午後3時ごろまでという、かなり限られた時間で終了しなければならないのです。

重ね塗りまでの乾燥時間は?

塗料の乾燥段階には4段階あります。

  • 指触乾燥(指に塗料が付かない程の乾燥)
  • 半硬化乾燥(塗装面に擦り跡がつかない程の乾燥)
  • 硬化乾燥(強く押しても、指紋で凹みがつかない状態)
  • 完全乾燥(塗膜の内部まで硬化している状態)

外壁塗装では塗膜の耐久性の観点から3回塗り(下塗・中塗り・上塗り)が一般的になっていますが、それぞれの塗装において半硬化乾燥までさせることが大切です。

パーフェクトトップの乾燥時間
参照元:パーフェクトトップ仕様書 | 日本ペイント

パーフェクトトップ

ひとくちに乾燥の時間と言っても各塗料ごとに最適な乾燥時間は違ってきます。
また、外壁材によっても乾燥時間は変わってきます。
特に下塗りに使われるシーラーやプライマーは上塗りで使われる塗料よりも乾燥時間は長めに設定されています。

季節ごとの乾燥時間は?

塗料ごとに最適な乾燥時間はカタログに記載されていますが、最適な乾燥時間は季節ごとにも違ってきます。
春(3~5月)と秋(9~11月)は空気が乾燥する季節になりますので、カタログに記載されている乾燥時間で塗膜が形成されていきますが、梅雨の時期(6月)や台風が懸念される秋口(9月)は湿気が多くなり塗料も乾燥しずらくなります。
また冬(12月~2月)は気温が低くなるので完全乾燥までの時間は長くなります。
ちなみに、雨上がりの日でも外壁が湿っていたり、湿気が多い日にも塗り替えは行われません。

塗料は気温5度以下の日、湿度85%以上の日には塗膜が形成されません。

特に塗膜の剥がれや浮きが乾燥時間を守らないことでよく引き起こされる事象で、しかもタチが悪いのは施工完了後には分かりにくく、不具合が目に見えて現れてくるのは1年後くらいからになります。
かなり悪質な施工であれば数週間で不具合が発生します。

悪徳業者は乾燥時間が短い?

外壁塗装では適切な乾燥時間を守って作業を行う事が大切だという事は理解していただけたかと思いますが、いわゆる悪徳業者では乾燥時間を無視して作業が行われることもあります。
よくある事例としては、塗料を半硬化乾燥させずに次の塗装をして工期を短縮させるやり口です。
業者からしたら、工期が短縮することによって次の現場へ行けるので都合がよくなります。
外壁塗装では、原則的に1日1工程とされているのも適切な乾燥時間を守る為になります。

あまりに早い工程で提案されたら悪徳業者と思っても良いでしょう。

お施主様としては早く外壁塗装を終わらせてほしいとは思いますが、1日1工程で、気候や天候によっては工期が遅れることもありますが、急かすことなく仕上がりを待つのが賢明です。
一般的な外壁塗装業者では、だいたい10日~14日ほど工期をとって作業にあたります。

塗膜が薄くても大丈夫?

メーカーから指定されている塗布量を守ることで、本来の外壁塗装ができるようになりますが、もし塗布量を守らないで塗装をすると、すぐに剥がれる塗装にもなります。
「塗布量」とは、塗料本来の性能を発揮させるために必要な標準使用量のことです。塗料は適切な塗布量を使用して塗装を行うことで、外壁に適した厚さの塗膜を形成し、メーカーが提示する耐久性を発揮します。
たとえ高級樹脂塗料を使用しても、塗布量を守らずに適正な膜厚を確保できなければ、期待通りの耐久年数を保持することができなくなります。

メーカーの提示よりも少ない塗布量で塗装を行うと、塗膜が薄くなってしまい、外壁の耐久性を確保することができなくなります。
本来なら10年はもつべき外壁塗装が2~3年で剥がれてくるなどのトラブルが発生してしまいます。

膜厚ってなに?

外壁塗装の膜厚とは、塗料を塗った時に作られる塗膜の厚みを表しています。
外壁塗装は、色が付いてきれいになることに目がいきますが、期待通りの耐久性を得るには塗膜が規定量ある必要があります。
外壁塗装は下塗りと上塗りに分類され、それぞれに膜厚があります。
塗装する塗料によって膜厚は異なります。

下塗りが15〜20ミクロン
上塗りが100〜120ミクロン
(1000ミクロン=1mm)
塗料が弾性塗料になると膜厚が増えるため、上塗りが200〜300ミクロンになります。

下塗りの膜厚が薄い理由は、耐候性などが関係なく密着性を重視しているためです。

上塗りは紫外線などから建物を保護する必要があるため、下塗りより膜厚を付ける必要があります。
上塗りは通常ニ回塗りになるため、各回で50ミクロンずつ塗布することで100ミクロンになるように塗装します。
しかし、実際に塗装を行う場合、下地によって吸い込みが激しい時や逆に全く吸い込まず塗料が垂れてしまう場合もあります。
そのため、分かりにくい膜厚ではなく塗布量を一定の目安として記載していることが多いです。
塗布量は、1㎡に対して何キログラム塗料を付けるかになります。
例えば「0.12〜0.14kg/㎡/回」と記載があると、1㎡に0.12〜0.14kgを1回で塗装するのが規定塗布量になります。
これを1缶分の㎡数に置き換えると、16kgの缶で114〜133㎡を1回で塗る計算になります。

膜厚は多くても少なくてもいけません。1回でたくさん塗布するのは1番よくありません。

(日本ペイントより)
ペイント
「4度塗りはやり過ぎ。」と言う塗装業者は最近の建築塗装をしらない。
[外壁塗装][4回塗り]で検索しますと詐欺に注意など書いてある中に、4度塗りを行うのか、しっかりと、理由が記されていてます。
全国に4度塗りを行う塗装会社はたくさんあります。トップページのYouTube動画のマルキペイント様も4度塗りを行い、4度塗りの重要性を広めたいと、藤原ペイントのホームページにYouTube動画を載せてもいいとよ。と言ってくださいました。
メンテナンスを行っていないサイディング壁が増えていますので10年先には、4度塗りが一般的になっています。

水性系シーラー
水性系シーラー
下塗り1回で15〜20ミクロン、2回塗って40ミクロンですが、劣化し、荒れた下地に今までの下塗り材(水性系シーラー)を塗布すると膜を形成するだけで強化にはなりません。

浸透性シーラー(高浸透エポキシシーラー)
浸透性シーラー width=
藤原ペイントが1回目に使用する塗料は浸透性のシーラーで、上の図を見るとわかる様に1回目は毛細管現象で浸透してしまい表面にはほとんど残りません。2回目が表面に残り標準膜厚が確保でき、素材の強化効果が得られます。

通常、1mmの膜厚を付ける為には、上塗り材で塗って乾かしてを20回行わない1mmになりません。

塗布量に開きがあるのは、凹凸が少ない方が使用が少く、下地の柄によって塗布量が変わるためです。
この計算方法によって、実際に使用される塗料の缶数と規定量が合うかがわかります。

カタログの塗布量は適正に塗料が使われているか一つの判断材料になります。
しかし、下地の形状・素地の状態・気象条件などで使用する塗料は増減するため、あくまで目安として考えてください。

同じ塗料でも長持ちする塗装とは?

外壁塗装は、塗る職人によって耐久年数が変わってきます。
正直言うと、どんなに良い塗料を選んでも、塗る職人次第で耐久年数は良くも悪くもなります。

外壁塗装

この理由を知らないと、外壁塗装で絶対に失敗してしまいます。
家にしっかり塗装して初めて完成品になります。そのため、最初から完成品として売られている車やテレビとは、選び方が根本的に違います。

分かりやすく理解できるように、自動車と比べてお話させていただきます。

自動車は、トヨタなどの大手メーカーが部品の品質から組み立ててまで厳しくチェックしています。
そのため、しっかりと完成した自動車だけが市場で販売されます。
一方、外壁塗装の場合は、塗料そのものはメーカーがしっかりとチェックしてるので品質に問題はありませんが、職人が塗った家まではメーカーも確認していません。

あなたの家がしっかり塗り替えされたかは、塗った職人しか分からないのです。

そのため、3回塗りを2回塗りにしてもバレないため、手抜きするような業者が出てきます。
手抜きをされても、完成後は綺麗に見えるためプロでも気付けませんが、1~3年もすれば不具合が必ず出てきます。
また、職人が手抜きをせずに真面目に塗装したとしても、残念なことに塗装技術が低い業者もいます。このような職人が塗装しても耐久年数が短くなってしまいます。

このように、同じ塗料で塗っても、しっかりと塗装しないと耐久年数は短くなります。
これは、どんなに高い塗料を使っても同じです。

自社職人が嘘かも知れない会社とは?

訪問営業会社やハウスメーカー、工務店などは、自社の塗装職人がいないことが多いです。
そのため、下請けの塗装業者に丸投げするのですが、そのときの仲介手数料は、あなたの支払う料金に含まれています。
そのため、相場以上に高い料金になってしまいます。
また、下請けに丸投げしてしまうと、どこの職人に当たるかわからないので、施工の品質にもムラが出てしまいます。
このように外壁塗装は、訪問営業会社やハウスメーカー、工務店に依頼するのではなく、自社施工管理の塗装専門店に依頼するのが料金も安く高品質な施工になります。
最近は、塗装専門店も複数店舗をオープンさせることが増えています。
塗装職人は一人前になるまでに時間がかかりますので、複数店舗オープンさせていると、職人が足りません。そこで、協力会社や下請け職人を自社職人として見せかけている会社もあります。
塗装専門店だとしても、職人が自社ではなく協力会社や下請けだと、ハウスメーカーや工務店とあまり変わらなくなってしまいます。

私たちには、同じ塗料でも長持ちさせるための様々なノウハウがあります。

これは、自社で技術や知識をしっかりと教育された職人でなければ、できないようなノウハウです。
藤原ペイントでは、1棟1棟確実な施工をするため、私の目の届く範囲で施工するため本物の自社職人にこだわりを持っています。
そのため、余計な費用がかからず高品質で長持ちするような塗装が可能です。

長い保証が付いているから安心?

水性シリコン系の塗料で10年保証を付ける業者には要注意です。水性シリコン系の塗料で、どんな劣化も対応する10年間の保証を付ける塗装店がいます。
しかし、まともな塗装店なら水性シリコン系塗料で10年保証は絶対に付けません。
なぜなら、塗料の特性上、10年間ずっと劣化しないことがあり得ないことだ知っているからです。このような無謀な保証を付けたとしたら10年後に無料で塗り替えをすることになるので、会社が潰れてしまいます。
では、何故このような保証を付けられる業者がいるのか?
それは以下のどちらかです。

  • 10年以内に計画倒産させて、保証をなかったことにする
  • 保証される内容が初期不良のみなど限定されている

嘘のような話ですが、計画倒産は本当にある話です。このようなことをやる業者が、まともな施工をしないというのは理解できると思います。
そのため、注意が必要です。
もし、どうしても10年保証を希望する場合は、藤原ペイントでも一部の高級塗料で10年補償しているものもありますので、ご相談ください。

外壁塗装の相場は?

外壁塗装で使われる塗料には、様々な種類があります。
塗料ごとの耐用年数と費用の目安は、以下の通りです。

アクリル塗料

アクリル樹脂を主成分とする軽量な塗料です。
1㎡あたりの費用が1,000~1,800円とほかの塗料に比べて安いのがメリットといえます。
耐用年数は3~8年と比較的短いため、メンテナンス用の塗料としてはあまり採用されていません。

ウレタン塗料

密着性に優れたウレタン樹脂が主成分の塗料です。
柔らかい塗料なので複雑な形状の壁にも塗ることができ、剥がれにくいという性質も持っています。
1㎡あたりの費用は1,400~2,500円、耐用年数は5~10年です。

シリコン塗料

シリコン樹脂を主成分とする塗料で、外壁塗装に使用される塗料の主流はシリコン塗料です。
シリコン塗料は大きく水性1液型、溶剤1液型、溶剤2液型に分かれています。
2液型のほうがグレードが高く、そのため価格も高めですが耐久性に優れています。
費用の割に耐久性と耐水性が高く、コストパフォーマンスに優れています。
1㎡あたりの費用は1,800~3,500円、耐用年数は7~15年が目安です。

ラジカル塗料

シリコン樹脂を主成分とする塗料で、外壁塗装に使用される塗料の主流はシリコン塗料です。
チョーキングと呼ばれる塗料の劣化を防ぐ効果がある塗料として注目を集めており、シリコン樹脂にラジカル制御型酸化チタンを組み合わせた塗料は耐候性が高いです。
1㎡あたりの費用は2,300~2,800円、耐用年数は13~15年です。

フッ素塗料

フッ素樹脂を主成分とする、耐熱性や耐寒性に優れた塗料です。
紫外線や酸性雨にも比較的強く、付着した汚れが雨で落ちやすいという特徴もあります。
1㎡あたりの費用は3,000~5,000円、耐用年数は15~20年です。

無機塗料

無機塗料は塗料のチョーキングや色あせを防ぐために無機物を配合した耐候性の高い塗料です。
1㎡あたりの費用が3,000~4.300円、耐用年数は15~23年程度とされています。

外壁塗装の費用は使用する塗料によって大きく異なり、総額では数十万円もの差が生まれます。

つい安い塗料を選びたくなるかもしれませんが、塗料の価格に伴って耐用年数も長くなります。
長期的に見れば、単価の高い塗料を選んだ方が塗り替えまでの期間を伸ばせるため、結果的にコストを節約できる場合もあります。

足場代はどのくらい?

塗装工事中、住宅の周囲に仮設する足場は、職人の作業場を確保したり、シートを張って塗料が飛散するのを防いだりする役割があります。
安全を確保しながら丁寧に作業を行うためにも、足場の設置は必須です。

足場

なお、外壁面積を1.1倍にして計算するのは、外壁を取り囲むのに少しのゆとりをもたせているためです。
足場の単価は1㎡あたり約600~800円、飛散防止シートの単価は1㎡あたり約100~200円です。
ただし、設置場所や住宅の階数によっても価格は変動するので注意しましょう。

足場や外壁塗装代以外の費用は?

外壁塗装における人件費とは、塗装職人が行った工事に対して支払われる費用のことです。
当然、費用は作業量によっても変わってきます。人件費の主な内訳は、次の通りです。

高圧洗浄

塗装の前に壁面を洗浄する作業です。
1㎡あたり100〜300円

シーリング作業

壁のひび割れや外壁材の隙間など、劣化した部分をシーリング材で補修する作業です。
増し打ち:1㎡あたり600〜800円
打ち替え:1㎡あたり700〜1,300円

下地補修

塗装前に劣化した下地を補修する作業です。
1㎡あたり1,700〜2,500円

廃棄物処理代

10,000円〜30,000円

シーリングってなに?

シーリングは家の部材と部材をつなぐ継ぎ目の役割を担っています。
家はさまざまな部材から構成されているので、継ぎ目の存在は非常に重要です。
継ぎ目の箇所がきちんと接続してないと、家のトラブルに直結することになり、強度にも大きく影響を与えます。

シーリング

シーリングによる家を守るための役割

  • 地震や地盤の揺れなどによって外壁に亀裂が入らないようにする
  • 雨水の浸入を防ぎ、建物内部を腐食しないようにする
  • 建物のすき間を埋めて気密性を保持する

つまり、シーリングは家がいかに長持ちするかというポイントにおいても重要だといえます。
接続箇所における“クッション”の役割を果たしており、耐久性や柔軟性にも大きく関わってきます。

シーリングの種類は?

シーリング材にも塗料と同様、1液と2液に分類され、使用方法や価格が異なります。

1液型はそのまますぐに使用でき、自然硬化するタイプになります。
扱いやすいのがメリットですが、2液型に比べとても価格が高いので、部分的な補修や施工面積が小さいときに用いられることが多いです。

2液型は主材と硬化剤が分かれているタイプで、使用する前に専用の機械でしっかりと混ぜ合わせる必要があります。
一般的な戸建てでシーリングを打ちかえる場合は、かなりの量のシーリング材を必要とするので、価格の安い2液型を使用します。

シーリングの耐用年数は?

シーリング材の耐用年数は比較的短く、変成シリコンで10年ほどといわれています。
しかも、症状が出るまで劣化が進行していても気づきにくいため、建物全体の劣化につながっているケースも珍しくありません。
シーリングは、窓や外壁に加えて、屋根などにも使用されているので定期的に点検を行うようにしましょう。

ただし、シーリング材にも種類はたくさんあります。
弊社でも使うオートンイクシードは約30年近くの耐久性があります。

オートンイクシードって?

藤原ペイントで使用しているシーリング材は「オートンイクシード」という高耐久のもので、変成シリコンが10年前後に比べ、オートンイクシードは約30年近くの耐久性があります。
外壁に使用する塗料の耐久年数が15年、20年あるものでも、シーリング材に一般的な編成シリコンを使用してしまうと、先にシーリングが劣化してしまい、高耐久な塗料を使う意味がなくなってしまいます。
シーリング材は外壁の耐久年数よりも長くするのが、建物を守るためにも大事なポイントです。

高圧洗浄機ってケェルヒャーの?

最近では「ケルヒャー」などに代表される家庭用の高圧洗浄機も普及してきましたが、プロの職人たちが外壁塗装で使う洗浄機は水圧(Mpa・メガパスカル)が違います。

高圧洗浄機

家庭用ケルヒャーが6~8Mpa(60~80キロ)に対して、プロの職人たちが使う洗浄機は15Mpa(150キロ)の圧力があります。
家庭用の倍近くの圧力があるので、屋根や外壁に付着しているコケやチョーキングを落とすことができます。

高圧洗浄って必要?

プロが使う高圧洗浄機は、塗装を行う住宅の水道と洗浄機本体を直接繋いで水を噴出するわけではなく、大きなバケツやタンクに高圧洗浄用の水を溜めておき、そこから機械で水を吸い上げて内部で圧縮し発射するという仕組みになっています。
高圧洗浄機がこのような仕組みなっている理由は、水道に機械を直接繋いでも水の出が遅いためです。溜めた水を圧縮し放出する方が水圧が強く、しっかりと汚れを落とすことができます。
高圧洗浄だけで全ての汚れなどが取れるわけではありません。
取れない汚れは、職人が手作業で薬剤などを使いながらこすり落とします。
塗膜に浮きや剥がれが起きている箇所も、高圧洗浄だけで終わらせず、金属製のヘラなどでこすって除去します。

チョーキングってなに?

塗装するとできる塗膜は、耐久年数が終わるころになると、少しずつ粉化し触ると白い粉が付着するようになります。
これを「チョーキング現象(白亜化現象)」といいます。
チョーキングした粉が完全になくなるまで洗浄を続けてしまうと、下地にまで影響を及ぼす可能性があるので、ほどよいタイミングで洗浄を止めます。
多少チョーキングの粉が残っても、中・上塗りの前にプライマー、フィラー、シーラーといった密着性を高めるための下塗りを行うので、問題はありません。
高圧洗浄は、旧塗膜の汚れを取り、新しく塗り替える塗料をしっかり付着させるために必要な作業です。
この作業をしなかったり雑に行うと、どんなに良い塗料を塗ってもすぐに剥がれてくる可能性もあります。

建材の寿命は?

新築時に外壁材として使用される7割が窯業系サイディングで寿命は一般的に40年です。
ですが、浸透性シーラーで外壁材を元の状態に戻すことでお家の寿命を延ばす事も可能です。

一番人気で窯業系のサイディングボードはとても丈夫で、耐震性や耐火性に優れています。

窯業系サイディングはセメントと木くずで出来ていて、劣化すると、もろくなってしまいます。

 

製造されるときにサイディングに塗装された塗料が、紫外線によって劣化すると、雨水を吸い込むようになってしまうので、永久的に持つことはありません。
他のサイディングも同様に、定期的なメンテナンスが必要になります。
メンテナンスをしないで10年、15年、20年と放っておくと、40年経たずに交換が必要になるほど劣化が進んでしまいます。

寿命

  • モルタル 30年
  • サイディング 30〜40年
  • ALC 40〜60年
  • コンクリート 60~100年
  • タイル 40〜50年
  • カラーベスト 20〜35年
  • モニエル瓦やセメント瓦 15〜40年
  • ガルバリウム鋼板(GL) 25〜35年
  • スーパーガルバリウム鋼板(SGL) 30〜40年

弱ったサイディングの見分け方は?

窯業系サイディングはセメントと木質系の繊維を練り合わせて固めており、最後に色や模様を付ける塗装しています。
製造されたときに表面に塗られた塗料が紫外線で劣化して水を吸うようになると、サイディング自体も劣化が進んでしまいます。

塗料が劣化してくる築7~10年で塗り替えが必要になります。

では、サイディング外壁の塗り替えが必要な劣化症状をご紹介します。
メンテナンス時期の年数に達していなくても、劣化症状が出て入れば、塗り替えが必要になります。
自宅のサイディングが劣化していないか確認し、メンテナンス時期を逃さないようにしましょう。

初期症状は吸水とチョーキングです。

チョーキング

チョーキング

手に付く粉は塗料に含まれていた顔料です。
塗料は水を弾く「油(樹脂)」と色を付ける「顔料」を練り合わせて出来ています。紫外線で油(樹脂)が飛んでしまうと、顔料だけが残り、サイディングを触った時に手に粉が付きます。
ガードレールを触った時に手が白くなってしまうのもこの「チョーキング」という現象によるものです。
チョーキングが起きていたら、サイディングが水を吸い込んでしまう状態になっています。
サイディング自体の耐久性が落ちる前に塗り替えすることが重要です。

吸水しているサイディング

サイディング

水をかけたときに色が濃くなっていたら色褪せしている証拠です。
放っておくとサイディングが劣化してしまいます。

塗膜が健全な状態なら断熱材の状態にもよりますが結露したとしても、シミになりません。

 

シーリングが切れている

シーリング

この状態はすでに水を内部に入れてしまっている状態です。
サイディングだけでなく内部の防水紙や木部にまで浸水します。早急な対応が必要です。

外壁のひび割れ

外壁

外壁や目地にひび割れがあったら塗り替えの時期が来ています。
外壁は、サイディングが水を吸収して膨張、乾いて収縮する動きによってひび割れが発生します。
特にサイディングを固定している釘回りや窓回りはひびが入りやすいところです。
細かいひび割れであれば塗料で埋まってしまいますが、0.5㎜以上の幅になると補修が必要になります。
またレンガやタイルのような柄が付いたサイディングの場合は、ひびが入ると塗装しても補修跡やひび割れの跡が残ってしまうので、早めのメンテナンスが必要です。

コケやカビの繁殖

コケやカビ

外壁が水を含むようになると、カビやコケが繁殖します。
表面だけに付着している場合は、塗装工事の際に行う高圧洗浄で落とすことが出来ますが、長い間放っておくと、色素沈着して色が落ちなかったり、根を張ってしまい交換工事が必要になる場合もあります。
カビやコケが根を張るのを防ぐためにも、吸水する状態になった時点で塗装することが重要です。

サイディングやモルタル壁の浮きや反り

サイディングやモルタル壁

サイディングが浮いているように見えたら、変形している状態になっています。
吸水する状態のまま放っておくと、どんなに固くて丈夫なサイディングでも変形します。
雨が降った時にサイディングが吸水して膨張し、日の当たる表面から乾くと、スルメを焼いたときのように反ってしまいます。
一度反ってしまったサイディングは元に戻すことが出来ないので、少しでも反っていたら早急にメンテナンスする事をおすすめします。
反りの状態によっては、交換が必要になる場合もあります。

塗り替えしなかったらどうなる?

サイディングのメンテナンスをせず10年、20年せずに放置していると、サイディングは40年も経たずに寿命を迎えてしまいます。
なぜなら、サイディングの劣化症状を放っておくと、雨漏りが発生するからです。
実際に20年塗装をせずに放っておいたせいで、サイディングや内部の防水紙に水がまわり、寿命の半分の年数で張り替え工事をせざるを得なくなってしまったケースもあります。

サイディング

サイディングは寿命が来ると、表面がボロボロになってしまったり、常に水が含まれている状態になって脆くなってしまいます。
その状態を放っておくと、雨漏りや内部の木部の腐朽へつながり、最終的に湿った木を好むシロアリが寄ってきます。
シロアリに木を食べられてしまうと、家自体の耐震性が下がり地震に耐えられない家になってしまいます。

サイディングに4度塗り?

モルタル壁は弱くなるイメージがあると思いますがサイディングボードは弱くなりにくいと思われがちです。
窯業系サイディングは、繊維を混入したセメントや強化せっこうボードなどが基本的な材料です。
木クズを混ぜたものもあります。

サイディングボードで1番、使用されているニチハのモエンエクセラートのメンテナンスサイクルを例にしてみました。
メンテナンスサイクル

ニチハ サイディングカタログより

  • 新築から15年で外壁塗装をして下さい。
  • 1回目の外壁塗装から12年で塗り替え又は張り替えて下さい。(外壁塗装時の塗料はシリコン)

メーカーなら、いつまでも商品を使って頂きたいはずです。サイディングの寿命は長くて40年と言われていて、メンテナンス次第で寿命が決まります。
やはり、サイディングボード自体の劣化で強度が落ちているからです。

メーカーはなぜ、こんな材料を開発したのでしょうか?

 

高浸透性シーラー(新)

高浸透性シーラー

弱くなったサイディングやモルタルなどの強度を高めます。

 

ファインパーフェクトシーラー

ファインパーフェクトシーラー

高浸透性シーラーの性能であらゆる下地材に対応します。

 

パーフェクトサーフ

パーフェクトサーフ

微弾性機能でヘヤークラックや荒れた旧塗膜を整えます。

 

  • 1回目 高浸透性シーラー(新)又はパーフェクトシーラー
  • 2回目 パーフェクトサーフ
  • 3回目 中塗り
  • 4回目 上塗り

石やガラスなどの無機物を除き10年も紫外線や雨風にさらされればどんなものでも少しずつ劣化すると思います。

外壁材自体が外壁塗装の際、強化されていたら張り替え時期を遅らせられると考えられます。

 

たくさんの塗装会社がありますが、4度塗りがどれ程、重要なのか理解していませし、理解しようともしません。
「1日でも早く塗り替えをして、お金を頂けたらそれで良い。」
「見た目が良くなれば、それで良い。」
大半の塗装会社がこの様な現状です. . . 。

塗装面積って?

建坪と塗り面積の違いはどこにあるのか。それは「外壁の面積を算出しているかどうか」にあります。
(1坪は畳2枚分の大きさで3.3㎡です)

建坪とは1階の床面積を表したものです。これは建築面積とも呼ばれ、家の床を塗装でもするのであればそれで良ですが外壁を塗装するので建坪は関係ありません。外壁面積から窓や玄関などの塗らない部分の面積を引くことにより塗装面積が算出できます。

塗装面積はどうやって計算するの?

外壁の塗装面積を算出する方法は2つあります。図面から算出する方法か実測して算出する方法です。

図面から概算で算出する方法

図面から概算として算出する場合、立面図から塗装する外周を測り、平面図から高さを測ります。

外周 × 高さ = 平米数(㎡)

下記の方法はお客様が簡易的にの外壁塗装面積を求めることができるのでお試しください。

下の図を見て頂きたいと思います。A・B 共に外周の長さは30mです。

塗装面積

A 10m × 5m = 50㎡ 約15坪B 10m × 5m – ( 8m × 2m ) = 34㎡ 約10坪
外周の長さは同じでもお家の形で坪数は変りますので、建坪では平米数が出せないことがわかります。

1階 35㎡ 約10坪
2階 35㎡ 約10坪 建坪 計20坪のお家

塗装面積

建坪はバルコニーは、軒やひさしと同様、壁や柱か突き出している部分が1m未満の場合は建築面積に含まれない場合が多いです。1m以上突き出している場合には、突き出している部分の先端から1m後退したところまでが建築面積に算入されます。

C 7m × 5m = 35㎡ 約10坪

C は A と、ほぼ同じ 約10坪 ですが、外周の長さが
A . 30mC . 24m
になり、坪数ではやはり 外壁塗装面積が算出出来ない事がわかります。

それでは、外壁面積を算出していきます。
基礎の上から軒天井まで、A・B・C 共に6m あります。

A・約30坪 30m × 6m = 180㎡B・約20坪 30m × 6m = 180㎡C・約20坪 25m × 6m = 150㎡

(C にはバルコニー があります)

バルコニー外壁 高さ 1.5m バルコニー内壁 高さ 1.3m外壁 7m × 1.5m = 10.5㎡内壁 7m × 1.3m = 9.1㎡

C・150㎡ + 10.5㎡ + 9.1㎡ = 169.6㎡

このように、坪数は単なる床面積であり、塗装面積は坪数と比例しないことがわかります。

窓や玄関などの塗装を施さない面積は150㎡〜200㎡程の外壁面積なら20㎡〜35㎡程を差し引きます。周りの家を見渡しても窓や玄関といった開口部の面積、数、外壁の高さ、お家の形、バルコニーが付いているか付いていないかで塗装面積は変化します。

精密に図面から算出する場合、家の平面図、立面図、矩図(かなばかりず)、屋根伏図が必要となります。
図面から測る場合、コピーを撮らせていただいております。

実測して算出する方法

実測で算出する場合、スケール(巻尺)を使用して外壁周りの長さ、外壁の高さ等の実寸を測ります。その他に、窓や玄関といった開口部が何箇所あり、それぞれ大きさはどのくらいかを調べます。リホームで増、減築している場合がありますので、藤原ペイントでは現場に伺い、実際に測ります。図面がある場合は見させていただいております。

屋根の面積の測りかたは?

坪数(1階の床面積)を㎡単位に直した数字に、屋根の傾きが「緩やか」なら「1.2」、「急」なら「1.5」を掛けることで、屋根面積を概算することができます。

屋根の傾きが緩い場合 → 屋根面積 = 1階の床面積 × 1.2.
屋根の傾きが急な場合 → 屋根面積 = 1階の床面積 × 1.5.

軒天井の幅が40㎝の場合
8.3m+ 0.4m+ 0.4m= 9.1m
9.1 × 9.1 = 82.81㎡
82.81 × 1.2 = 99.372㎡

図面がある場合は正確に測る事ができます。
塗装面積
屋根勾配がきついと屋根にも足場を組む必要性がありますので足場代がどうしても高くなってしまいます。

外壁塗装代金の内訳は?

サイディング壁で藤原ペイントでの外壁塗装見積もり内訳を紹介いたします。

屋根塗装が無い場合、仮に100万円(税込み)としたおおよそのお見積もりは下記のような内訳になります。

(材料)
外壁・パーフェクトトップ(ラジカル塗料)
付帯・ファインフッソ(フッ素樹脂塗料)
材料費:17万円
人件費:40万円
消耗品:5万円(養生、ローラーなど)

(材料)
オートン イクシード
(シール)材料費:8万円
(人件費):12万円

(足場代):18万円

(諸経費:5万円)

諸経費は塗装業者によって差が出てしまいます。

Google広告?

塗り替え専門店を営む上で、ホームページがなくては生き残れない時代になっています。
ショールームの建設やGoogle広告などで宣伝もしなくてはいけません。当たり前ですが、そのお金はお客様からのお金です。
姫路市周辺で 外壁塗装 とGoogle検索しますと、1番上に広告と小さく書いてある塗装会社が3・4社でてきます。ここに掲示されるには70〜100万円かかり、1ページ目の下の方でも50万円前後と言われています。

その塗装会社は毎月、何軒のお家を塗り替えでいるのでしよう。
例えば、毎月5軒の塗り替えしているとします。1番上に掲示されたいので、毎月100万円をGoogle広告費に消えてしまい、Google広告のために、1軒あたり20万もの人件費や材料費が削減され、職人さんは手抜きをしたくなくてもしなければならない状況においこまれます。

外壁塗装の施工を行うのは、職人さんです。
施工を行わない社長、営業マン、事務員や経費をしっかり計算して諸経費に含んで、10日〜14日程の外壁塗装日程(足場別)を組んでいれば、しっかりとした、施工は行えます。

営業マンや事務員は必要な人件費です。
当前ですが外壁塗装工事費から営業マンや事務員のお給料が支払われます。しっかりと完璧な施工を心がけ、できる限りの事を行い、お客様のお家を丁寧に仕上げたいので、藤原ペイントでは、営業マンや事務員を置かず代表藤原がお見積もりなどの業務をしております。代表藤原は口下手ですがご了承ください!
平日は現場施工を行っておりますので、現場調査(塗装面積や劣化状態などの確認)はどうしても17時前後になってしまいますが明るいうちに参りますのでご了承願います。日曜の現場調査に関しましては日中ならいつでも構いませんのでお気軽にご連絡ください。

相見積もりはした方がいいの?

適正な見積もりかどうかを判断するために、相見積もりをするが良いです。
相見積もりの大きなメリットは、工事内容と価格が妥当か、相場を確認することができることです。
特に、いきなりの訪問や電話営業で外壁塗装を提案された際はその工事内容と価格が妥当であるのか分かりませんが、相見積もりをすることで相場感が把握できるので非常に便利です。
反面、デメリットは、相見積もりをした数だけ、立ち合いをしたり断りの連絡など手間と労力がかかることです。

高品質な外壁塗装を行ってくれる会社の見分け方は?

  • 従業員は何人いるのか?
  • 社長は施工するのか?
  • 営業マンや事務員は何人なのか?
  • 職人さんは何人いるのか?
  • 毎月、何軒の家を塗り替えしているのか?
  • 塗装日数はどのくらいかかるのか?
  • 毎日、何人で作業するのか?
  • 乾燥時間を守るため、1日、1工程なのか?

お見積もりをもらい外壁塗装の金額が分かれば計算出来ますので、上記の質問をして見ましょう。
手抜きされるか、されないのかが大体の事が分かります。
「社長や営業マンが良い人だったので。」と外壁塗装会社を決めてしまう方は多い様です。
そして、100万円の工事で下請けに人件費20〜25万円程で任せる会社は多い様です。
ホームページの従業員数が多ければ多い程、下請けがいると思っても良いです。2社掛け持ちで下請けをしている一人親方も少ないありません。
人件費や材料費は品質に直結する重要な要素です。

自社商品って大丈夫?

どの塗料メーカーの、なんという商品なのかが分かるものが正しい見積もりになります。
「オリジナル塗料」というものには注意が必要です!
オリジナル塗料とは、塗料メーカーの製造した製品の権利を施工店が購入し、違う名前をつけているものです(OEMなどとも言います)
例えば、〇〇塗装店から見積もりを取った際、スーパー〇〇フッ素など、その会社しか使わない名前になっています。
国外メーカーのものもそうですが、こうすることで他と値段の比較ができなくなります。なので、原価が安いものを高く見積もっていることが多いのです。
それと、Google検索でその塗料検索しても良い評価しか観覧できません。
塗料メーカーが悪い評価の消去依頼をしています。
世界で樹脂塗料開発は日本が1番ですので国内メーカーの塗料をおすすめします。

毎日の作業を徹底報告!

留守中にどのような作業されるのか不安…」このようなことを思うのは当然だと思います。
そのため、あなたが作業を見れなくても、あとから確認できるように、毎日の報告書や写真をお渡ししています。
毎日の作業報告は、書面でポストに投函しますし、メールでも毎日の状況をお伝えしていきます。これを見るだけでどのような作業をしたのか一目瞭然です。
ほとんどのお客様が留守中の作業になりますが、この報告書を見て「実際に作業を見る以上に細かく、細部まで掲載されていて安心しました!」と言っていただいております。