姫路市や太子町や相生市のお客様に。
長期耐久サイディングボードに採用している無機コートや光触媒コートは一般的な下塗り塗料では塗装できません。
難付着サイディングボードについてのページに詳しく記載してあります。
外壁塗装は美観だけの為ではありませんので、しっかりとした施工に心掛けております。
難付着サイディングとは
難付着サイディングに外壁塗装を行う場合は、難付着サイディング専用シーラー(下塗り)以外で塗装していまうと新しい塗膜がベロベロとは剥がれてしまったり、塗膜が荒れてしまうことがあります。
これは、新築時のコーティングが活きているのにサイディングボードに関する知識がない外壁塗装業者が施工してしまうと、新しい塗料が付着せず、熱などの影響ではがれてしまいます。
代表的な難付着専用シーラー
日本ペイント
ファインパーフェクトシーラー
1液ファインパーフェクトシーラー
水性パーフェクトシーラー
関西ペイント
アレスダイナミックシーラーマイルド
エスケー化研
エスケーハイブリッドシーラーEPO
など。
日本ペイントの特許技術を各メーカーが借り、難付着サイディング用シーラーを販売しています。
親水性サイディングについて
親水性サイディングには、サイディングの表面にフッ素やシリカ(Si)、光触媒など水蒸気を吸着する機能をもつ物質でコーティングすることで、サイディング材の表面に薄い水の膜を形成し、静電気の発生や汚れを付着しににくく、雨などで汚れを流してくれるので、綺麗な状態を保つことができます。
親水性のある商品
・ケミューの親水セラや光セラ
・ニチハのマイクロガードやプラチナコート
・イナックスのナノ親水
・旭トステム外装のセルフッ素コート
他にもたくさんあります。
難付着サイディングの特徴
2001年以降に建てられたお家
築10年でチョーキングが見られない
表面をラッカーシンナーで拭いても溶けない
16mm以上の厚みがあるサイディング
注意POINT
・難付着サイディングに使用している長期間耐久性コーキングがあまり劣化が見られない。
・サイディングボードも綺麗が続き、まだ外壁塗装は大丈夫。
ニチハサイディングの張り替え、塗り替え時期
モエンエクセラードは27年、プラチナコートで35年で張り替え又は塗り替えになっています。
なぜ、張り替えが必要なのか考えでみましょう。
超高耐候の理由
POINT 1
無機塗料と有機塗料のバランスの取れた配合で互いのメリットを活かします。
一般的に、無機系塗料は色あせには非常に強いのですが、塗膜の硬くひび割れが起こりやすいと言われていてそこから雨水が浸入しサイディングボードを傷めます。そして、紫外線により、劣化を促進させ、塗装面を傷めてしまうことがあります。※ そこで、有機物塗料のしなやかさを配合する事で、塗膜のひび割れにも強くしたのが「プラチナコート(30)」です。
POINT 2
分子結合力が紫外線より強い!
外壁材をガードしているのは塗装ということです。
外壁材の塗膜が劣化が始まるのが10年だとします。劣化しますと、外壁材に染み込んだ水分が凍結などで外壁材を弱らせたり、紫外線が外壁材に届く様になり劣化させてしまいます。
・サイディングボード自体が劣化していなければ、塗り替え。
・サイディングボードが劣化し軟弱ならば、張り替え。
塗膜が健全なあいだに塗り替えをすれば長期に渡り外壁材が弱らず使い続けることが可能です。
約7割の外壁塗装を検討している方のお宅の外壁はチョーキングし、塗料の劣化で外壁材料にまで紫外線が届き水分を含む様になっていますので、外壁材自体の強度は新築時と同じではありません。プラスチックの洗濯バサミを10年前に購入し、ベランダで10年間使用していたものと、お家の中で保管していた物とを見比べた時の劣化・強度を比べますと、屋外の方が劣化しています。
プラスチックと塗料は全く同じではないですが、樹脂で出来ています。火を着け灰になる物(有機物)はいつか劣化してしまいます。
良く晴れた日に塗り替え前のサイディングの水分量をはかりました。
サイディングパネル中央の水分量14%
サイディングパネル切れ目の水分量46%
サイディングは3m3㎝が最長で両端の切り口には塗膜がありません。
そこから、雨などで水分が入り、サイディングを弱らせてしまいます。
リーズナブルにお家を長期に渡り維持するのなら、定期的な外壁塗装をおすすめいたします。